- 東アジアの一部には非ワキガのヒトが割合として八割を超える地域がある
- ワキガは人間固有の体臭のため遺伝的にこの地域一帯以外の世界に存在する白人、黒人、混色人種はほぼワキガである
- 脇や耳に多く存在するワキガの臭いのもととなる皮脂老廃物を含む汗を排出できるアポクリン汗腺はTMRSS2/4を多く発現させる
- 腋窩部、外耳道に受容体が豊富>感染経路として働くのではないか
- ワキガか否かにかかわらず上気道粘膜部で発現の度合いが違う可能性は除去できない。
- 増殖したウイルスの感染にはTMRSS2/4によるスパイクタンパク質の融解と膜結合が必要不可欠。
- なぜ感染者数の多さに比べ東アジアの致死率が低いのかをよりTMRSS2の発現と人種間での疫学的調査が求められる
- 統計的手法でBCGを含めるにせよ本議論のバックグラウンドが交絡因子足り得るのではないか
- カモスタット等のTMRSS2阻害剤とARDSに陥る前の早期の抗ウイルス剤の投与により早期治癒は可能だと思われる。経口投与可能なうちにアビガン、重篤な場合レムデシビルとゲフィチニブによるサイトカインストームの防止、ウイルス性の後遺症を阻止する